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音楽で最も重要!テンポについて
こんにちは🥰
神奈川県茅ヶ崎市赤羽根にある、0歳から通えるピアノ教室、講師の城田亜澄です♪
今日は“テンポ”について書いていきます😊
ピアノのクラシックの楽曲ではイタリア語で書かれている事が多い速度記号。
本当の意味を知っていると表現の幅が広がります。
今日は学校でも習うAllegro(アレグロ) Moderato(モデラート) Andante(アンダンテ)
Allegro→イタリア語では、実は速いという意味はなく、陽気に、楽しく、明るいといった意味で使う言葉。楽しくてワクワク、ドキドキしちゃう気持ちを表して“速く”なんです。そう思うと、アレグロときたら弾むような音で弾きたくなりますね♪
Moderato→ほど良くて、ちょうど良い心地よさ。きもちいい!!速度。
日本にはいつやってくるのでしょうか、秋の心地よい過ごしやすい気候もモデラート、いい湯だな~もモデラート。この速度記号があったら心地よく、流れるようなフレーズ感で弾きたくなりますね♪
Andante→パン屋さんやカフェ、洋食屋さんなどなど、沢山のお店の名前にもなっているアンダンテ、日本の音楽用語では歩く速さでとなっています。イタリア語では“まあまあな”“そこそこの”という意味です。特別ではないけれど、まあいい感じ。穏やかで角のない性格。そんな速度感です。パン屋さんなどのお店になっていると、素朴な材料や、何もない日常の小さな幸せを表すお店が多いように思います。
音楽では美しいメロディーやハーモニーを特別強調するのではなく、自然な前進の仕方で弾きたくなります。
作曲家が曲のイメージを伝えるために選んだ言葉、それが楽語です。
たった一言の言葉から沢山の世界が広がる大切なメッセージ、色々な事を想像しながら演奏してみると楽しくなりますよ✨